第1回 チャナ豆のスープカレー
(チャナ・ダル)
<材料(4〜5人分)>
  • チャナ豆 200g
  • 水 4〜5カップ
  • 塩 小さじ二杯±
  • タマネギ 50g(薄い千切り)
  • ニンニク 一片(薄切り)
  • ししとう 3本(種ごと薄い輪切り)
  • 油 大さじ3
  • ターメリック(粉)小さじ1
  • レッドペッパー(粉 小さじ半分)
  • クミン(粒)小さじ1

<作り方>

  1. 一晩水に浸けておいたチャナ豆を鍋に入れ、水とターメリック、レッドペッパーを入れて強火にかける。沸騰したら弱火にして30〜40分煮込む。
  2. 豆が煮えたら、おたまを使って、豆を鍋底に挟んでつぶす。(泡立てやハンドミキサーでかき混ぜてもOK)
  3. 鍋を弱火にかけたままにして、別の小鍋に、油とクミンを入れ中火にかける。クミンが泡立ってきたら、タマネギとニンニクを入れ、焦がさないよう注意しながら、こげ茶色になるまで炒める。
  4. 3を熱いまま豆を煮ている鍋に、ジュッと投入。すぐに蓋をして5分蒸らす。食べる前にししとうを散らす。お好みで香菜を散らしてもOK

極辛・激辛好きな人は、タマネギとニンニクを炒めている時にレッドペッパーを加えて炒めて下さい。また、ししとうの代わりに青唐辛子やハラペーニョの薄切りを散らす方法もあります。

チャナ豆(Chana dal)ヒヨコ豆(ガルバンゾー)の皮を剥いたものです。スーパーなどではなかなか手に入りにくいので、インターネットの通販を利用するとかんたんに入手出来ます。(例=http://www.ohtsuya.com/
比較的手に入りやすい、イエロースプリット(キマメ/琉球豆=ツール・ダル)でこの料理を作ることも出来ます。見た目も味もほとんど変わりませんし。インドではこちらの方がポピュラーなようです。
他に、黄色レンズ豆や赤レンズ豆でこの料理を作ることも出来ますが、レンズ豆は身が薄いため、すぐに火が通り柔らかくなるので、一晩水に浸ける必要はありません。また、長時間煮込み過ぎるとトロトロに溶けてしまいますので、様子を見ながら、煮込み時間を調節して下さい。


写真はイエロー・スプリット

私が作っています
パキスタンカレーのスパイスセット(レシピ付)通販出来ます。 料理人プロフィール

吉浜・フセイン・みどり

パキスタン人の夫と結婚以来、パキスタン料理の腕を磨き、かつて那覇市浮島通りで「太陽の島」という人気パキスタン料理を開いていました。。
閉店後もその味を惜しむ声が多数あり、田原屋にて当時の味を再現。 No.1人気メニューとして親しまれています。

おまけレシピその1

チャパティの作り方

<材料 約12枚、4〜5人分>

  • 全粒分 3カップ
  • 塩 少々(一つまみ程度)
  • 水 約150cc
  • 打ち粉 適量

<作り方>

  1. ボウルに全粒分と塩を入れ、水を少しずつ加えながら混ぜ、耳たぶくらいの柔らかさになったらよくこねる。なめらかになったら全体を丸めて、乾燥しないようラップなどして40分くらい寝かせる。
  2. 12等分に切り分け(手でちぎっても可)、一度両手で丸めてから、手のひらで平たくする。
  3. 台に打ち粉をし、綿棒を使って丸く延ばしていく。厚さにムラが出来ないよう注意しながら、2〜3mmの厚さになるまで延ばします。
  4. あらかじめ(弱めの)中火にかけて熱しておいたフライパンに延ばした生地を乗せ、色が変わりはじめたらすぐに裏返します。所々に焼き色が付いてきたらもう一度裏返して、一部だけ脹らまないよう、丸めたふきんなどで押さえながら、全体がぷーっと脹らんだら焼き上がりです。

チャパティは手でちぎって、カレーを掴み取るようにして食べます。焼き上がったチャパティにバターを塗っても美味しいですよ。

焼き上がったチャパティを冷めにくくするには、皿か鍋にタオルを敷いてその上にチャパティを置き、タオルで包んでその上からもう一枚の皿か、鍋の蓋をかぶせておくと良いでしょう。

おまけレシピその2

ターメリックライスの炊き方

米4カップに、塩少々、バター大さじ1、ターメリック大さじ1を混ぜ入れ、炊飯器で炊きます。